水道事業民営化はおかしい
さてさて水道事業民営化の法案が前の国会で可決された
それはそれでもう過ぎたことなのではあるが
全然テレビに出てこなかった
特にマスコミは森友学園の事ばかり放送していて
その裏にある水道事業法民営化について全く報道していなかったと言っても過言ではない
この水道事業民営化法案については諸外国で実施しているが大変評判が悪く、結局公共事業市町村の事業に戻していることがほとんどである
なんでもかんでも民営化すれば良くなる競争原理が働くというような安易な思想はやめたほうがいい
元々水道なんてものは競争なんかできないものだ
山梨県に住んでる人が東京の水道を使うわけにはいかないだろう
山梨県の甲府でに住んでいる人は、甲府の水道事業者からしか買えないのであり、そもそも競争なんか働く余地がない
全く寡占状態になるだろう である
民間にするということは効率化してその事業自体に利益をもたらすことが必要になる
ということは利益を出すためには、値段を高くし、なおかつ品質を落としてコストを下げなければいけない
これは日本が TPP 11に批准した結果その準備として水道事業を民間に開放するのが条件になっているのである
いずれにしても後世の人たちのために悪い社会にはしたくないものだ