三権分立

日本は民主国家の一要因として、三権分立制をとっている。
国会が法律を制定すれば、内閣がそれを執行することで公権力を行使し、裁判所がその法の番人になっていることで、法に力を持たせて内閣(行政)を担保している。裁判所で違憲となった場合、それを内閣が無視するということは、憲法によって地位が制定している内閣自身の自己否定になります。
国民の税金による公務中に、税金による官用車での靖国参拝は、愛媛県の県の税金を使った玉串料訴訟と同じく、違憲であることは明白であり、それを"何故違憲かわからない"と言っている、小泉さんは、内閣の自己否定を行っていると同様になるんだよね。
自分を否定していることになるのに、気づいていないなんて、少し頭が足りないのではないかい・・・。
税金を特定の宗教活動に使用してはいけないのが憲法第20条の主旨であるのは、過去の判例に照らしても、憲法の法体系からも論を待たないところです。
戦没者を弔うことの重要性と、税金を特定の宗教団体に肩入れする(官用車による参拝)のとは別論点です。