小選挙区制は

多様な価値観を内包する、日本の風土になじんでいません。
はじめは、選挙にお金がかからない、政権交代が出来る、といって小選挙区比例代表並立制になりました。しかし、別にお金がかからなくなったわけでもなく、4回もこの制度で選挙が行われましたが、1度も政権交代しておりません。
政権交代したのは中選挙区制の細川連立内閣と、これまた中選挙区制で出来た新進党の時だけです。
しかも、この小選挙区比例代表並立制になってからというものの、投票率が平均15%近く下がっています。これは選択の幅を狭めていることが、国民に”選挙にって入れる人がいない”に拍車をかけた結果かな?祭りの夜店もたくさんあった方が人が集まるからね〜。
第一、46.8%得票を得た人が当選して、46.7%の得票を得た人が落選するなんて、死票が多すぎるだろ!
全然民意を反映していない!
第一、二大政党制は別に世界の主流ではなく、やっているのはアメリカとイギリス位…
しかも、イギリスはこの制度に見直しを始めているんだよね。
今日のテレビのサンデージャポン小選挙区制にだけがいい、という合理的な根拠のないマスコミ報道は、民意が成熟し始めている日本では、あまり効果がないと思うよ。