鄭和艦隊

今日NHKで放送していたが、1421年に鄭和の通商を求めての、インド、アラビア、アフリカの航海は新しい説が浮上しているらしい。
アフリカの喜望峰を越えて大西洋を航海していたということだ。
ニジェールにそれを裏付ける証拠が出てきているらしい。
またイタリアのベネチア共和国でそれに関する資料が散見されるらしい。

更にはアメリカ大陸の発見も鄭和艦隊が最初だったという説が有力視されているらしい。
これによるとバスコダガマコロンブスよりも70年以上早い。
如何せん、鄭和艦隊の資料はほとんど消滅していて、記録に無い。(紫禁城の大火や、モンゴルの侵入による明の滅亡によるところが大きい。永楽帝(明)の死亡後、明の拡大路線は消滅した)
実は世界初の航海地図の完成は、この鄭和の関係者が作成した可能性が高いらしく、それがヨーロッパに伝わり、ヨーロッパを刺激し、大航海時代が登場??

明の永楽帝の航海命令が世界史を大きく変えたと考えると、とても面白い。

近年の研究が進むにつれて、大きく歴史が変わるかもしれない。

自分たちが常識だと思っていたことが、実は本当ではないことが多い。