坊ちゃん

坊ちゃん読み終えました。
なかなか、味のある小説!!
ダイソーの100円文庫で購入したものです。
小学生の時に読んだ時の感覚とかなり違います。こんな終わりかただったっけ?
最後、山嵐に、みんなのあだ名を教えて、気持ちを共有して終わる、って感じだったと記憶していたが…何か勘違いしていたんだろうか。
清の坊ちゃんに対する、一貫性のある気持ちは、実に不思議。
不思議すぎて、そこがこの小説の焦点ではないかと思う。
何故か??清の気持ちは、江戸時代の封建制度で生き抜いていた日本人の気質??しかし、明治時代の坊ちゃんの気質は明らかに清とは違うが、でもまた、坊ちゃんは平成の人の気質とは又違う!!
どの気質が一番好きと聞かれたら、平成の人の気質が一番先に外れる。
もとい平成の気質はまだ発展途上なので、ハンデをあげた方がいいかも。

坊ちゃん (お風呂で読む文庫  1)

坊ちゃん (お風呂で読む文庫 1)