船中八策は、今の時代の根本の病根を理解していない

ここ20年間、日本は何をやっても上手くいかない、経済も雇用も外交も裏目ばかり出て、停滞した社会になっています。



何故か、それには明確な原因があるわけで・・・




教育の劣化、これにつきます。







つまり、国家としてエリートを育成せず、中の下から、中の中ばかりを量産している今の6,3,3制。

これが、すべての原因です。これでは他の国との競争に勝てるわけがありません。


この6,3,3制は、戦後にアメリカが無理やり日本に導入したもので、多様な価値観と能力を有する日本人には不向きであり、むしろ質の低下を招いています。
教育というのは50年スパンで効果が表れてきますが、50年経ってやっと、質の悪い教育の効果が現れてきた。


そもそも、教育制度というものは、自国の文化歴史に育まれて自国民が決めるものであり、他国に一方的に押し付けられるものではない。戦争に勝ったからって、勝手にその国の教育制度を変更するのは、実は国際法違反(ハーグ条約違反)なのです。
なぜアメリカが、この教育制度にしたのかといえば、狙いは日本人の質の劣化が当初の目的でした。


まあ、それは置いておいて



日本は、6,3,5制にするべきだ。
つまり、高校で習う学習内容は、5年かけてじっくりと学ぶべきである。
今の19歳、20歳の大学生は遊んでばかりだから、これを無くすことにつながります。

20歳で高校を卒業し、大学では一般教養をせずに、いきなり専門教育に入れるようにする。
これで、大学ではまるまる4年、学部によっては6年みっちり専門を学べます。



そうすることにより、いずれ国民全体の底上げにつながるだろう。



首相公選制にしたところで、人としての総理大臣の能力がなければ、同じこと・・・
参議院の廃止したところで、質の高い法律ができない・・・
道州制にしたところで、他国との競争に勝てない。




橋本市長は、今の日本の病根を分かっていません。