高齢化社会

よく高齢化社会で日本の人口が少なくなり、経済活動が収縮して、国民年金がかけるのが馬鹿らしいという若者を耳にする。過分にこういう若者は、情報収集しやすいPCや週刊誌、テレビからの情報を鵜呑みにして、それを自分の頭で整理して自説として固執している傾向性が強い。
しかしながら、このようなPCや週刊誌、テレビのコメンテーターが、若者の人生に責任を持ってくれるわけではなく…そういう意味で将来の不安をあおるコメンテーターはいい加減であると言っても良い。
実は若者が物事を判断とするバックボーンは、歴史観、文学性、正しい宗教観を内包した上で、やっと社会の出来事の情報を得なければならないのである。
たとえば、高齢化社会とであった14世紀ローマでは、ルネサンス文化が花開いた!
団塊の世代が高齢化することにより、より成熟した社会(文化、芸術、教育面)の期待ができる。また、高齢化社会に伴う新たな価値観の創出により、いろんな経済的需要も可能になる。(現実的な例を言うならば、独身30代OLの増加による、居酒屋の多様化がある。従前は、居酒屋=オヤジだったが、今はお洒落な居酒屋が新たな経済効果をもたらしている)
現実の状況で物事を理解した場合では、高齢化社会により労働生産人口が減ると言うが、人口が減っても、その時代に即した新しいツールを使用して労働生産性をあげれば良いだけである!
というわけで、別に未来の高齢化社会を、現在の社会状況の物差しで諮り、悲観的になる必要はまったく無い!