ナラタージュ

最近はコロナで外出自粛のムードなので、家で本ばっかり読んでいます。

今回選んだ本は島本理生さんのナラタージュ

結局、本の題名のナラタージュの意味は分かりませんでした。
読んでみると完全に恋愛小説といっても過言ではありません。純文学という分野があれば、純恋愛小説という分野もあるんでしょうね 。

あらすじは、ある女子高生が高校の先生に恋愛するというベタな展開から始まります。
そして終始ベタな展開で終わり、途中で彼氏みたいな人も出てきますが、 結局その先生の思いが強いということを補足するための駒でしかなかったという人になります。
つまり、長くは続かなかったですね。
そして、最終的に良い思い出に落とし込んでしまうという展開でした。
結構、純文学の要素が強く、自分の心と景色や自然を重ね合わせて表現するというところが多すぎて、 あまり読みやすくはなかったです。
うん、自分は歴史小説好きなんだろうなぁと思う一冊でした。

しかし、心の変遷を楽しみたいという人には、持ってつけの一冊と思います。

また同じ夢を見ていた

住野よる さんの作品です

娘の本棚に入っていたので勝手に拝借して読ませて頂きました

この本は小学生の女の子が主人公で、学校ではけっこう浮いている子です。

正義感が強く、そして気も強く、とても賢い女の子ではあるんですが 、それゆえに周りの空気が読めなくて、小学生の集団の中では浮いてしまう自分に悩んでいる女の子です。( ・3・)

ある日、隣のいじめられてる男の子を助けようとして、というか一緒に戦おうとして、自分もクラスメイトから無視されてしまう(。>д<)

そういう状況の中で学校からの課題発表で、

幸せとはどういうことですか?

という発表しなくてはいけなくなりました。

この子は学校では友達がほぼいないんですが、放課後、学校から出ると、この女の子を守ってくれる3人の大人の友達がいます。

幸せとはいう課題のため、3人の大人から 教えてもらおうとしていく中で 、女の子は成長していきます。

幸せとはどういうことですか?

というと重い感じますが、この3人の大人たちが発していく幸せの定義はシンプルで、かつハッとさせられる内容ばかりでしたね。 ( 。゚Д゚。)

そこがとても読みやすくしてくれました。

自分は 40代サラリーマン なので なかなかこういうことを考えることもなくなってきました (  ̄▽ ̄)

若い人、 特に中高生の年代が読むのが、もちろん一番良いと思います。

しかし、人生中盤に入ったおじさんやおばさんが、

今までの人生を振り返り、また、これからの人生を歩んでいくターニングポイントとして読んで欲しい本でした。

新章 神様のカルテ

夏川草介という長野の医師が書いた本。

仕事ストレッチの気分転換にもってこいだ。

医療現場の物語の小説なのだが、作者が医師なので話にリアリティーがあり、引き込まれてしまう。

いやはや、医師は過酷な労働環境だな、( ノД`)…とも思うが、
日本医師会で医師の数を増やそうとしていないので、、、

まあ、自業自得かなとも思う。(。-人-。)

患者は、癌という現実を受け入れることで精一杯 というか受け入れられない人の方が多いのかもしれない

この本の中で、看護師やケアマネージャーが、 もう少し患者が冷静になって物事の判断がつくまで入院させておきましょうと言っていたが、

自分の命が尽きようとしているのがわかっている精神状態の中で、 冷静になって判断することえお待つこと自体、非常識なのかもしれない

一つの病気から見ても、 立場変われば それぞれの常識は異なるということが分かったなあという感じ。

医師も看護師も仕事だからね所詮。

所詮と言ったら真面目にやっている医療関係者に申し訳ないのだが、

ただ患者が受け止める当事者意識に比べると、同じ病院という空間に全く違う常識が並走していることは疑いのないことだろう

Zipで温暖化と発言しているのは科学無視

NEWS ZERO でキャスターをしていた方が今日 ZIP でコメンテーターとして出演していた。

この人はとても人柄が良さそうで 信用できそうな雰囲気ではあるが、いつも地球温暖化と消費税の推進というのが特徴である。

地球温暖化はいつの時点からを起点とするかによって温暖だったり寒冷かだったりする。

1960年を起点とすれば温暖化になるわけではあるが、 その期間のみで物事を判断していいのか、 地球という長いスパンを見ると甚だ疑わしい。

科学的なエビデンスを持って物事を判断していると人にとってはもはや恥ずかしくて温暖化などと言えないのである。

一つ言えることはテレビは日本の国力を下げようとしてることだけだ。

イクメンと言うのはそもそもおかしい

一時期イクメンイクメンと呼ばれていた時期があったが

最近はどうも下火になったのか知らないが あまり言われなくなってきた

まあそれはどうでもいいのであるが

生物的に見た役割分担を本当に無視していないのか検証している必要がある

人間といったところであっても地球上に住む生物となんら変わりはない
ただ 大脳 が少し大きいのが特徴な生物だ

猿を見た場合この子育てはメスが実際に行うのがほとんどである

と言うかほとんどの生物はメスが子供を育てている

一部例外があるがペンギンの雄が卵を温めている姿があるが、あれは育てているというのではなく
ある本能の一種と考えられている。

あれは例外に入るであろう

ほとんどの生物が雌が子供を育てている現状にあって人間だけが雄が子供を育てるのに算入する

これに何か意味があるのだろうか

生物学的に雌が子供を育てた方が子育てには効率的であるということはわかりきっていることではあるが

いわゆるオスが参入することで子育て自体のクオリティは下がる

はっきり言って子供はお父さんにおしめを変えられようがお母さんにおしめを替えられるようが別に知ったことではない。

水道事業民営化はおかしい

さてさて水道事業民営化の法案が前の国会で可決された
それはそれでもう過ぎたことなのではあるが
全然テレビに出てこなかった

特にマスコミは森友学園の事ばかり放送していて
その裏にある水道事業法民営化について全く報道していなかったと言っても過言ではない

この水道事業民営化法案については諸外国で実施しているが大変評判が悪く、結局公共事業市町村の事業に戻していることがほとんどである

なんでもかんでも民営化すれば良くなる競争原理が働くというような安易な思想はやめたほうがいい

元々水道なんてものは競争なんかできないものだ

山梨県に住んでる人が東京の水道を使うわけにはいかないだろう
山梨県甲府でに住んでいる人は、甲府の水道事業者からしか買えないのであり、そもそも競争なんか働く余地がない

全く寡占状態になるだろう である


民間にするということは効率化してその事業自体に利益をもたらすことが必要になる
ということは利益を出すためには、値段を高くし、なおかつ品質を落としてコストを下げなければいけない

これは日本が TPP 11に批准した結果その準備として水道事業を民間に開放するのが条件になっているのである

いずれにしても後世の人たちのために悪い社会にはしたくないものだ